”合コンさしすせそ”とその対策
女性が合コンをスムーズに、無難に勧めるための格言、”合コンさしすせそ”というのがあります。
具体的にはこんな感じです。
さ、流石ですね!
し、知らなかった!
す、凄いですね!
せ、センスいいですね!折角ですから
そ、そうなんですか?そうなんですね
よく聞く言葉ですが、相手を持ち上げる言葉が中心になっているというのがミソです。
俗に、”合コンさしすせそ”を使えば男にモテるなんてことも言われます。
確かに男性を持ち上げるような合いの手なので、話す男性側は気を良くするかもしれません。
でも、男性側としては、接待的といいますか完全にあしらわれている感じもします。
「流石ですね!」 「知らなかった!」「凄いですね!」なんて特にそうでしょう。
合コンじゃなくても、女性じゃなくても、自慢話が続いたら使っちゃいますよね、「流石ですね!」とか。ただ聞き流したい時とか。
ということは、話し相手に「流石ですね!」 「知らなかった!」「凄いですね!」と言わせてしまうことは、必ずしもいい会話ではない可能性が。もっと言えば、相手はつまらない話、と思っている可能性もあります。
さらに、「流石ですね!」では一方的に持ち上げられるだけで、話が広がらない。
では、どうしたらいいのか?
会話を続ける最も簡単な方法は、疑問文にすることだと思いませんか?
疑問文にしておけば、よほどの事がないかぎり相手は答えてくれるから。
こちらが疑問文を投げかけるか、相手に疑問を持たせるか、どちらかです。
こちらが疑問文を投げかける、相手に質問する、というのは簡単です。
逆に相手に疑問を持たせる、というのは難しい。
難しいけど、相手が興味を持つことを話題にすることで若干ハードルが下がります。
例えば、ブランドが好きそうな女性ならブランド品を安く買えた事を話すとか。
話し方によっては、どのくらい安かったか、どこで安く買えるか、他にはどんなものが安かったか、などを疑問に持ち、質問してくると思います。
相手が興味を持てる事を話題にすることが大切で、相手が興味を持つかどうかわからないけど、いかに自分が凄いのか自慢しても駄目です。
例えば、ブランド品なら男性にはありがちですが、腕時計について延々と語るとか。
定期的にメーカーにメンテナンスに出して状態を維持している、なんて聞かされても「へー」ってなるのがオチです。
「流石ですね!」などの”合コンさしすせそ”で返すのは、褒めて欲しい男性の要望通りに褒める女性の優しさで、会話になっていません。
女性との会話で”合コンさしすせそ”が出てきたら、会話になっていない可能性があることを注意しなくてはいけないのですが、もちろん「流石ですね!」「凄いですね!」というのは素直な感嘆として使われることもあります。
ただ、”合コンさしすせそ”は相手に気持よくしゃべって貰う言葉でもあるので、調子に乗って一方的にしゃべって終わる、という可能性もあります。
”合コンさしすせそ”が出てきたら会話になっているか注意する必要がありそうです。