mixiは出会い系サイトに生まれ変わるのか
最近、mixiが出会い系に力を入れるかの動きを見せています。
一つは街コンを運営する会社の株式を取得したこと。
もう一つはLINE(livedoor)から出会い系サイトを買収したこと、この二つがあります。
ミクシィが下方修正–LINEからはマッチングサービス「YYC」などを買収へ
買収した中には、いわゆる婚活向けサービスも含まれています。
もう、完全に出会い系総合サイトを目指していると言ってもいいんじゃないかと思うくらいです。
しかし、一方でmixiは見知らぬ男女がmixiを通じて、実際に会うことを禁止しています。厳密に運用するならば、オフ会も禁止ってことです。
実際、数年前にそういった決まりを杓子定規というか、厳しく運用したこともあってオフ会系コミュなどは一気に衰退してしまいました。
mixiとしては、リアルな知り合いとの交流に使って欲しい、そして(何故か)ゲームをやって欲しい、みたいな感じになっていました。
誰もがmixiをやっていたのではないかという頃は、出会い系サイト的に使っている人は沢山いました。男女の出会いというだけでなく、宗教の勧誘やネットワーク販売の勧誘なんかにも使われていました。
そういう出会い系サイト的な使われ方に個人・団体がいいように使っていたので、規制を強めたのかもしれませんが、そういったものを強めるほどmixiの衰退は加速したような気がします。
沢山のアカウントが停止されたようで、私もアカウントを一つ停止されました。
mixiからの交流というものを制限した結果が、全体のPVを下げ、アクティブ率を悪くし、離れていったのでしょう。
他にもスマホ向けのデザインが悪いとかアプリの出来が悪いとか、サード製のアプリも作りにくいとかガラケーからスマホが増えるにつれmixiの衰退も進んだような気がします。
足あと廃止も話題でしたが、こういった健全化策はmixiにとって上手くいったのか疑問です。
しかし、ここに来て出会い系買収。
白河の清きに魚も住みかねて、もとの濁りの田沼恋しき
みたいな心境でしょうか。
自らが幹事となってオフ会を主宰するということなのか、よくわかりませんが、離れていたmixiに今から再開しておけば、チャンスがありそうな気がします。