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iQの燃費

iQのグレードは100Gと110Xの2種類。
燃費はいずれも10・15モード走行で23.0km/L、JC08モード走行では21.0km/Lとなっています。
10・15モードの燃費は実際の燃費とはだいぶ違いますが、JC08モード走行は実際の燃費に近い値になります。
実際の街乗りのデータはまだ乏しいのですが、郊外ならプリウス超えの30km/Lも夢ではないようです。
発進、停止の多い街乗りでは燃費もハイブリッドに譲るようですが、それでもかなり燃費性能が高そうです。

iQの燃費向上

燃費が悪くなる原因は様々ですが、車に乗っていくと車の内部は次第に消耗したり、痛んだり、汚れたりします。この状態が続くと燃費が悪くなってきますので、定期的な点検・交換が必要になります。
燃費をよくするためにはこれらは欠かせません。また最近は様々な燃費向上グッズが販売されています。
効果が疑問視されているものもありますが、効果があるものもあります。これらについてまとめました。
・点火プラグを交換する
点火プラグの交換は通常10万キロで1回のペースで十分ですが、カーボンなどが付着すると燃費が落ちます。
燃費が向上する点火プラグではデンソーのイリジウムが有名です。
・オイルを交換する
オイル交換は3000キロで交換、5000キロで交換、1万キロで交換などの意見がありますが、一般的には5000キロで交換します。
オイル交換時には添加剤をあわせて使用するとエンジン内部の汚れが取れ、燃費が向上するものもあります。
オイル交換ではそれほど燃費向上は望めませんが、添加剤は安い割には効果があります。
・ATFの交換
ATFとはAT用の油です。これが痛んでくるとミッションの性能が落ち、乗り心地が悪くなるばかりでなく燃費性能も悪くなります。
通常は3万キロで交換が目安。しかし、交換なしで7万キロを超える状態であればディーラー(データが揃っているディーラーがいいです)に要相談。これは長く変えていないATFを交換するとATの調子がかえって悪くなる可能性があるため。
・デストロビュータキャップとローターを交換
デストロビュータは点火に関係するのですが、デストロビュータ周りが痛むとエンジンがかかりにくい、アイドリングが不調になるなどのトラブルの原因にもなります。点火タイミングがずれるなど、吹き上げが悪くなり結果として燃費が悪くなります。
エンストしやすいなどの症状があれば点検してもらいましょう。
・エアクリーナーの掃除、交換
エアコンと同じようにフィルターの汚れがたまると燃費が悪くなります。
・タイヤに窒素ガス
タイヤは通常空気が入っていますが、これを窒素ガスに交換すると乗り心地がよくなり、燃費も向上するといわれます。理由は諸説あるようですが、走行中のタイヤの温度変化が少なくなるためと言われます。

カタログ値よりも実際の燃費が悪くなる理由

そもそもカタログに使われる10・15モード運転は燃費性能を計るためのものではなく、また実際に使われる乗り方とも違うので10・15モードの燃費と大きく違っていても問題はありません。目安としては実際の燃費は10・15モードの7割程度です。
少しでも10・15モードの燃費に近づけるためのポイントをまとめました。
・空気圧が適正でない
空気圧が低いと燃費がわるくなります。かといって空気圧が高すぎるとメーターが不正確になるので燃費が悪くなったように感じ
ます。ガソリンスタンドで空気圧を見てくれるので声をかけましょう。
・スタッドレスタイヤ
溝が深いスタッドレスタイヤは燃費、乗り心地も悪くなります。
・余計な荷物が載っている
重くなれば燃費は悪くなります。余計な荷物を積みっぱなしにせず、車を軽くさせましょう。
・ホイールやマフラーなどを交換している
車に対して径が大きすぎるタイヤ、扁平率の高いタイヤは燃費を悪くさせます。マフラーも標準で車に見合ったものが使われているので、これを変えると燃費は悪くなります。
・買ってから間もない
新車の状態では車も慣れていないので燃費が悪くなりがちです。5000キロから1万キロ程度までは本調子じゃないと思って諦めましょう。
・エンジンにクセがついている
あまり回転数を上げない状態で使っているとエンジンの回転数の上がりが悪くなるクセがつくことがあります。街乗りではエンジンが鈍りがちになるので、時々高速道路を走ったり、回転数を上げてみるなどしましょう。
・運転が雑
急発進、急ブレーキ、急ハンドルは燃費が悪くなるといわれています。特に発進時はクリープ現象を上手くつかうことで燃費は大きくかわります。
・アイドリングはやめる
駐車場などでのアイドリングはもちろん、赤信号で待っているときもアイドリングストップは効果があります。
停車中にアイドリングをとめる目安は15秒といわれます。それより短い停車の場合はアイドリングを続けた方がよいといわれています。
長い信号待ちがわかっている場合はアイドリングを止めてみましょう。2割も燃費が向上したというケースもありますので馬鹿にできません。


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