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アイドリングストップのポイント

アイドリングストップとは停車時にエンジンを切ることです。
言葉は知っていても実際にやっている人は少ないのが現状です。
その理由の一つはアイドリングストップでどのくらいガソリン使用量が減らせるのかわからないからではないでしょうか?
私たちが運転している時間のうち2割から4割は停車しているといわれます。渋滞時ではもっと長く車に乗っている時間の半分以上は停車しているといわれます。
10分車にのっていたら2分から4分は停車ということになります。
この間はアイドリングしていることになりますが、2分間のアイドリングでどのくらいのガソリンが使われているかというと、エアコン使用時では0.05リットルです。
たった0.05リットルという気がしますが、1リッター110円なら5.7円になります。
ガソリンを入れるときは1円でも安いスタンドを探すのに、アイドリングをしている間に5円、6円と車も動かないのに使っているのです。
安いガソリンスタンドを探すことと同じくらい、アイドリングストップはガソリン代を抑える効果が期待できるのです。

アイドリングストップのやり方

アイドリングストップのやり方は簡単です、エンジンを止めるだけ。
停車したらまずギアをNにします。Dのままエンジンを止めてしまうと、そのままではエンジンがかからないので混乱を避けるためにもNでエンジンを止めましょう。
あとは交差点方向の信号の変化を見てエンジンをかけるだけです。
注意したいのは、坂道などでは車がズルズルと下がる可能性があるので、アイドリングをしておいた方が安全です。
またあまりにも短い時間ではエンジンを止める方がかえって燃料を沢山使います。
目安は10秒から15秒以上の停車の場合はエンジンを止めてアイドリングストップします。停止時間が短い信号ではアイドリング状態でかまいません。
アイドリングストップにより約1割も燃費が向上するといわれていますので、アイドリングを止める習慣を身につけましょう。


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